1.10.2024

読書で見えてきたもの

 最近、「読書de涙活」をしているのですが、泣ける作品のパターンが見えてきた

ような気がします。

まず、恋愛対象の二人の接点として

★カメラもしくは写真★

良く出てきます!時間や風景を切り取れるからかな?後から見返して泣ける設定にできるからかも。


あと、主人公が男性でヒロインが女性の場合


主人公:ダメダメで少しづつ成長していく

ヒロイン:病気もしくは、自殺しようとする


主人公が女性でヒロインが男性の場合

主人公:病気だが気が強い

ヒロイン:弱い


そして、

主人公がダメダメな男の場合、ヒロイン以外の幼馴染設定で優秀な(いろんな意味で人間が出来ている)子が存在している。


結構当てはまっていると思う…。




記憶無くす系も流行りですね。


死なないけど、ある意味残酷ですよ…。


読書は「いろんな人生を歩める」というけれど、まさしくその通りだと思います。

とても楽しめて、お金かからない(笑)図書館万歳!!




ツナグ / ツナグ 想い人の心得  辻村深月

 今回は辻村さんの「ツナグ」とその続編である「ツナグ 想い人の心得」を読みました。


★以下、ネタバレ注意!!

 どうしても亡くなったあの人に会いたい!という強い思いを持つ人が、なにかの縁で

たどり着ける「ツナグ」という仲介者の話。色々な思いを持った人たちを、亡くなった人と

引き合わせる仕事を通して、人生について考える話になっています。

 ファンタジー要素がありますが、そこまで強くはなくて全体的に、残された人の決意を

促すような再開を演出している話なので、読んでいて心地よいです。泣き所もあり涙活に

も良い本でした。

 高校の演劇部の話は、最後にゾッとして、続巻の役者の話で救われた気がします!

ぜひ、読んでください。

評価:★★★★★★(最高評価★×7)

続巻:★★★★★(最高評価★×7)

桜のような僕の恋人 宇山佳佑

はい、キタコレ! 

今後どんな作品を読んでも、間違いなくNo.1の作品であり続けると思う名作に出会いました!!!

200ページ以降はずーっと涙が出ていて、最後は長時間の号泣状態でした。あまりの物語の

良さに、奥さんと娘ちゃん1に勧めたところ、娘ちゃん1は、部屋で布団に包まりながら

号泣して読んでました〜。奥さんは残り半分を一気読みしてたけど、終始鼻水垂らしながら

読んでいて、「しばらく闘病モノはいいです。お腹いっぱい過ぎます」という名言を残して

おりました(笑)

NETFLIXで、松本穂香さんと中島健人さんの共演で映画があります(2022年3月)

松本さんがめちゃかわいい!!ということで、映画も良いです!


★以下、ネタバレ注意!!

新米美容師に一目惚れした写真家を目指す男の子の話。女の子が通常の何倍もの速さで老化

してしまう難病にかかり、別れを決断する悲しい話。

前半は、お互いの恋愛のときめきが読者にも伝わるストーリー展開で、とても楽しく読むこと

ができますが、そんな中でも少しずつ忍び寄る病魔を匂わせる描写がなんの気無しに挿入され

ているところが、本当の日常のようで作者の展開の上手さがよくわかります。

後半は、終始涙を流しながら読みました。鼻水もすごかった・・・。本でここまで号泣したの

は、人生で初めてでした。自分自身で驚いています(´゚д゚`)


とにかく、女性の若さと病気による急激な老化についての心理描写が巧みすぎて、涙が止まり

ませんでした。作者さん男性なのにどうしてここまで女心がわかるんだろう???


とにかく、ヒロインの「心情」に切なさと最後は少し救われたような気持ちになります。

大いに涙活できる作品なので、読んでくださいね〜!映画見てから読むと、頭の中でドラマの

2人が動くので、それはそれで感動です(笑)

評価:★★★★★★★(最高評価!)


1.09.2024

西由比ヶ浜駅の神様 村瀬健

 今回の読書de涙活は、西由比ヶ浜駅の神様の紹介です。

ネットで評価が高かったファンタジー要素がある物語です。悲しい話なのだけど、

読み終わったあとは、なんだかさっぱりした気持ちになります。


★以下、ネタバレ注意!!

 西由比ヶ浜駅の先で電車事故が発生して、多くの人が犠牲になった。その後、夜に西由比ヶ

浜駅に行くと、事故を起こした電車に乗ることができて、亡くなった人に会えるという噂が

広まることに。事故で亡くなった愛しい人に会うために駅を訪れる人々の話です。

婚約者を亡くした人、憧れの人を亡くした人、父親に会いに、また運転士の妻の物語など、

涙活に適した悲しくて、心温まるストーリとなっています。

中学生の男の子の話が特に良かった。また、最後に案内役の女の子の謎が解けたことと、最後

の言葉が印象的でした。

評価:★★★★★★(最高評価★×7)


1.08.2024

余命10年 小坂流加

 読書de涙活で、ついに名作キタ〜!!


余命10年 小坂流加さんの作品です。 小松菜奈さんと坂口健太郎さん主演で映画が大ヒットし

ました。ベルさんは映画を上映していたのは知らずに、小説で初めて知りました。


読書de涙活を初めて、まだ40冊程しか読んでいないけど、間違いなくTOP3に入る名作

号泣しました。


★以下、ネタバレ注意!!

20歳の時に、特殊な病気が発覚しあと10年しか生きられないとわかってからの主人公の生き様

に感動。趣味に生きてもう「恋はしない」と誓ったはずなのに同級会で再開した同級生に恋を

する物語。悲しい話なのだけど、恋愛部分は主人公たちの心の動きが面白く、楽しく読める作

品です。名作と言える所以は、闘病生活での主人公の「心理描写」に引き込まれるところ。

これは涙なしには読めない現実味のある実体験であるとよく分かる作品です。

作者の小坂流加さんは、若くして亡くなってしまったとのこと。きっと主人公はご自身だった

と思います。


映画も良いですが、小説をオススメします。入院中の心理描写は絶対に読むべき内容です!

評価:★★★★★★★(最高評価!)


1.07.2024

天使は奇跡を希う(こいねがう)/100万回生きたきみ/ぼくときみの半径にだけ届く魔法 七月隆文

 今回は「七月隆文」さんの他の3作品を一気に紹介します。


★以下、ネタバレ注意!!

「天使は奇跡を希う(こいねがう)」

 今回もファンタジーというか、好きな人の命を救うために、悪魔と取引をする話。

設定はベタですが、幼馴染4人が幼少期から思春期へと成長する中で、お互いの関係や感情

を模索する要素が入っているので、懐かしい感じがして良かったです。自分にもこんな時期

があったんだな~って思い出せます(笑)

最後の最後が、ベルさんの思った通りですごくうれしかったな~!

評価:★★★★★(最高評価★×7)

「100万回生きたきみ」

題名の通り、100万回生きたネコ」のオマージュです。

第一章は現代ですが、第二章は古代へ遡ります。人を選ぶ作品ですが、ベルさん的には、

第一章のヒロインの「心境変化」は読みごたえがあり、物語に引き込む力がありました。

最初からファンタジーと理解して読むと入り込めますよ。

評価:★★★

「ぼくときみの半径にだけ届く魔法」

主人公がヒロインと出会い、成長していく物語。ヒロインの病気がちょっと現実的では

無い気がしてしまったけれど、病気で悩むヒロインの心情や、主人公の成長は読んでいて

面白いです。最後はハッピーエンドでよかったよ~。

評価:★★★

君にさよならを言わない/君にさよならを言わない2 七月隆文

 前作「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」ですっかり読書にハマったベルさん。

「七月隆文」さんの他の本を、図書館で一気に借りて読みました!今回は、全2巻の作品

です。


どちらも読みやすく、1日で2巻とも読破できました。後味の良い話が続きます。


★以下、ネタバレ注意!!

前回同様ファンタジーというか、主人公には幽霊が見える設定です。いろんな幽霊と出会

い、生前に思い残したことを解決する手助けをする物語。各回で感動ポイントがあり、

心が温かくなります。

ベルさん個人としては、「陸上部のお話」が一番おススメ!最後は泣けましたよ!


あと、主人公の妹と付き合いたい(笑)


評価:★★★★★(最高評価★×7)


ぼくは明日、昨日のきみとデートする  七月隆文

 読書de涙活 第二弾 冬野夜空さんの作品をネットで検索しているときに、名作として

掲載されていた本作品。興味があったので読んでみました。


素直に良かった。読書にハマるきっかけとなった「記念作品」です。


★以下、ネタバレ注意!!

 主人公の男の子が、電車の中で女の子に一目惚れするところから物語が始まります。

不思議なくらい簡単に惹かれあう二人。章の間に挿入される時間軸の違うお話。


ああ、永遠に叶わない恋 反対に進む世界 たった一瞬だけの共通の時間

せめて同じ世界や並行世界だったらよかったのに…。


生死を伴う話ではないけれど、二人の時間が逆に流れていることが物語を切なくさせる

演出となっており、読み応えアリ! 最後までお互いに逢いにゆくところが、とても誠実

で悲しいけれど、読み終えたあとは穏やかな気持ちになりました。


ヒロインはこの世界とは逆の時間なのに、結果を分かっていてもその通りに演技するその気

持ちを思うと涙がこみあげてくる作品でした。


評価:★★★★★★(最高評価★×7)


一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。 冬野夜空

 読書de涙活 の第一弾 として冬野夜空さんの「一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。」

を読みました。


ライトノベルでの感動作を検索していましたが、Amazonなどで「泣ける」という高評価

なので、読むことに。


うん、泣けた。良かった。ただ、主人公にちょっと・・・。感情移入できた証拠かな?


★以下、ネタバレ注意!!

 ヒロインの白血病が分かってから、自分の好きな主人公を専属カメラマンにして、

生きた証を残していく物語。ポイントは、実は幼いころに出会っていたという点。

ヒロインの積極的な行動が健気で心に来るものがある。一方主人公は「専属カメラマン」

に徹するという不器用な一途さを見せるけど…そこは、そうじゃないだろ(´Д`)

っていう感じで、ベルさん的には怒り多め…。

それだけ、物語に引き込まれたので良い作品でした!


読みやすく、4時間くらいで一気読み可能です。電車内では涙でるから読むの注意だよ~

評価:★★★★(最高評価は★×7)


涙活(るいかつ)してみた

 最近、ストレス発散ということで、涙活😢がおススメみたいです。

ベルさん、たまたま文庫本サイズの革のブックカバーを頂いたので、

文庫本を読んでみようと思いました。

折角だから、自己啓発と思って何冊か読んだのですが、つまらない

つまらない・つまらない


奥さんのおススメで、「夢をかなえるゾウ」が自己啓発本としては、物語になっていて

良いというので、図書館で借りてみました。昔ドラマみたけど今4巻まで出ていたなんて…。


読みやすくて面白かったですよ。


ここから、読書にハマるベルさん! せっかくだからネット上で評価の高い「感動する」

本を読んで、ストレス発散に「涙活」しよう ということにしました。


はじめて1か月半 すでに38冊読破~ 号泣~ 読みすぎ~


少しづつ日々のつぶやきとして紹介していきたいとおもいます!(ネタばれ注意です!)


読みやすいように、まずはヤングアダルトのライトノベル系の泣ける話を読んでいったので

すが、これがなかなか侮れない!読みやすくて「一気読み」してしまい、かつ泣ける~。


お蔭で、正月は読書三昧でした!



1.06.2024

約1年ぶりの投稿 久しぶり~

 23年2月のウォーキングの記事以降、すっかりサボっていたベルさんです。

23年は人生の大きな分岐点が2点もあったので、あっという間に過ぎました。

なんてったって、転職と建て替えの二つを同時に行いました。

勢いが大事ですね。冷静に考えても今だからこそ言える!良く決断できたねって!

自分を褒めたいです(笑)

お蔭で、2023年は充実した日々で過ぎるのが早い一年でした!


ということで、今年のお正月は、「家族で新築を堪能しよう」を合言葉にずっと家に居る

作戦をしました(笑)


いやー、良い家っすよ。暖かい。断熱材サイコー!!

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読書で見えてきたもの

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