3.14.2022

ウクライナ問題を歴史から見てみる②

 今日から急に暖かくなり、びっくりです!

暖かくなるのはありがたいのですが、花粉症の季節でもあり、目がかゆい・鼻水が止まらない

等々嫌な季節でもあります😢


毎日ニュースでウクライナの事に釘付けで、テレビの前から動かずで勉強サボり気味です…


本日、4回目の停戦交渉が行われておりますが、早く停戦が実現できることを祈っています。


さて、ウクライナ問題を歴史から見てみるシリーズとして第一弾で現在のロシア・

ウクライナ発祥を見てきましたが、第二弾として旧ソビエト連邦の成立までを見て

みましょう。


モンゴル帝国の支配から自立したモスクワ大公国が領土を拡大します。コサックの族長

イェルマークがシベリアを探検してイヴァン4世に献上しました。コサックはウクライナ

のあたりに住んでいた人々のようです。

1613年、貴族らの全国会議で皇帝に選ばれたミハイル・ロマノフによりロマノフ朝が開かれ

ます。ロマノフ朝のピョートル1世(大帝)の時に、ウクライナの横のアゾフ海や、バルト海

の覇権を手に入れ、ペテルブルク(西欧への窓)を都とします。この皇帝の時にベーリング

がシベリア探検を行い、アラスカを領土として大帝国を築き上げます。プーチン大統領を

ピョートル大帝になぞらえてプーチン大帝と呼ぶのは、かつての覇権を取り戻そうとして

いるように見えることへの揶揄でしょう。

時代が進み、女帝エカチェリーナ2世の時代にクリミア半島をオスマン帝国から獲得します。

クリミア半島はその後のクリミア戦争で激戦地となります。以降、露土戦争や二度の大戦

バルカン半島や黒海周辺は何度も戦禍に見舞われることになります。

日露戦争中に第一次革命、第一次世界大戦中にロシア革命がおこり、ロシアはドイツと単独

講和を行い戦線を離脱、ロシア共産党が戦時共産主義を掲げ内戦と干渉戦争

(シベリア出兵)を戦い抜き、1922年12月に4つの社会主義共和国によって、「ソヴィエト

社会主義共和国連邦」が成立します。

ソ連を形成した4つの社会主義共和国とは、「ロシア」「ベラルーシ」「ウクライナ」

「ザカフカース」です。このことがニュースでも現地の人たちが「兄弟の国」という

所以です。


では、なぜ現在戦争に発展してしまったのか…。次回掘り下げてみたいと思います。


日露戦争・シベリア出兵と、日本は何度かロシアと戦争していますね…。

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